広島市で一部チャンネルが映らない時のアンテナ修理ガイド
症状の整理と考えられる原因

このページは、一部の放送局だけ選べない・映らないときに、チャンネル登録の問題と受信不良を区別して相談するための案内です。
操作前の安全確認:雷が鳴っている間は機器・アンテナ線・電源プラグに触れません。濡れ・破損・異臭・異常な熱・落雷被害が疑われる場合は使用を中止し、試しの再通電や接続変更をせず販売店・管理会社へ相談します。危険なく操作できる場合だけ電源を切ってプラグを抜きます。屋根や高所へ上がらないでください。
「一部のチャンネルだけ映らない/途切れる」場合、原因は次のように分かれます。どれか一つではなく複合することもあります。
- 特定の周波数帯(物理チャンネル)だけ受信状態が悪い:アンテナの向きのズレ、経年劣化、周囲環境の変化、外来ノイズやLTE干渉など。
- 分配・配線の一部不良:特定の部屋だけ映らない、特定端子だけ弱いなど。分配器・壁端子・接栓の劣化や水侵入。
- ブースター関連:電源部がオフ/故障、容量不足、機器の劣化。
- テレビ/レコーダーの設定:地域・登録設定の変更、入力切替の誤り、機器間接続の不具合。
- BS/CS特有:アンテナの角度やLNBの劣化、電源供給不良、雨・積雪による一時的な減衰。
- CATV/光テレビ利用時:契約パック外チャンネル、機器設定、配線経路の制限。
なお、テレビにE202などの表示が出る場合は「受信できない状態」を示すもので、原因そのものではありません。配線・機器・電波状況などの切り分けが必要です。
室内で安全にできる確認(危険作業は行わない)
屋根に登る、屋外機器を外す、配線を分解する等の危険作業は行わず、室内で次を確認してください。
- 入力とモード:テレビが正しい入力(地デジ/BS/CS)になっているか。
- チャンネル再スキャン:まず現在の登録と転居・初期化の履歴を記録します。地デジの再設定が必要かは対象機種の説明書で判断し、BS/CSに同じ操作を一律適用しません。
- 受信レベル表示:機種の説明書にある受信状態画面で、映る局・映らない局の表示を記録します。表示の尺度は機種で異なり、C/NやBERが表示されない機種もあります。異機種の数字を直接比較しません。
- 他の部屋・他のテレビで比較:同じチャンネルが他の部屋や別のテレビで映るか。部屋単位の不良か全体かを切り分け。
- ブースター電源部の表示(室内にある場合):型番とランプ状態を安全な位置から記録します。消灯だけで故障と決めず、給電設定や配線は変えません。
- 壁端子とケーブルの差し込み:目視できる外れ・損傷を記録します。濡れ・損傷がある配線には触れず、異常のない室内配線の接続変更も説明書に従って接続機器の電源を切りプラグを抜いてから行います。不明ならそのまま相談してください。
- B-CASとACASの区別:ACASは受信機に組み込まれたチップで、利用者がカードのように抜き差しするものではありません。認識エラーが出る場合は表示全文と機種名を控え、メーカーの案内を確認してください。B-CASカードの扱いもお使いの機種の取扱説明書に従ってください。参考:新CAS協議会公式Q&A(2026年10月17日確認)。
- 発生状況の記録:発生する時間帯・天候、エラーコード、映らないチャンネル名を控える。
相談・依頼時に伝えるとスムーズな情報
- お住まいの市区町村(例:広島市)と建物の種類(戸建て/集合住宅)。
- 映らないチャンネル名(例:NHK総合、広島テレビ、BS朝日 など)と表示されるエラーコード。
- 常時か断続的か、特定の時間帯・天候で悪化するか。
- テレビの台数・部屋数、分配器の有無、レコーダー経由の有無。
- BS/CS利用の有無、過去にブースターやアンテナを交換した時期の目安。
- 立ち会い可能な日時(対応日時は要確認)。
現地で主に確認する内容(専門作業)
- 測定:各測定点(壁端子・分配器前後・屋外直下など)でレベル、C/N、BERを計測し、低下位置を特定。
- 配線・接栓・壁端子:腐食・緩み・断線・水侵入の有無、ケーブル種別の適合性。
- ブースター:有無・必要性・利得/雑音指数・電源供給経路の健全性。
- アンテナ本体:固定状態、劣化、方向調整の要否(地デジUHF/BS・CS)。
- 周波数対策:LTE/外来ノイズ対策フィルター、混合器・分波器の適合。
- 症状の再現確認:映らない物理チャンネル群の特定と改善前後の数値比較。
見積りで比較・確認したい項目(金額は現場により異なります)
費用は現場条件・機器構成・作業内容で変わります。以下の項目が見積りに含まれているかを確認しましょう。
- 訪問診断・点検費の有無。
- 作業内訳:調整のみ/部材交換(ブースター・分配器・壁端子・ケーブル・アンテナ等)/配線工事。
- 部材費:品名・仕様(例:4K8K対応部材が必要か)と数量。
- 高所・特殊作業費:屋外高所作業や追加人員が必要な場合の扱い。
- 付帯費:出張範囲、駐車、既存撤去・処分。
- 完了確認方法:改善前後の測定値提示、視聴確認。
- アフター対応:再訪ポリシー、保証の有無と内容。
- 所要時間と訪問日時(要確認)、支払い方法、総額見込み。
FAQ(よくある質問)
E202が出ます。何をすればいいですか?
E202は「受信できない状態」の表示で、原因名ではありません。安全条件を満たす場合だけ、放送種別・局名・表示全文・他室の既知の状況を記録します。E202だけでカード不良と判断したり、初期化・再スキャン・再通電を繰り返したりしないでください。
雨や風のときだけ一部チャンネルが映らなくなります。
一時的な減衰やアンテナの固定・方向の影響が考えられます。天候回復後も続く場合は点検が必要です。屋外・高所での調整は危険なため、専門業者に依頼してください。
自分でアンテナの向きを直しても良いですか?
屋根やベランダでの高所作業、配線の分解は転落・感電・機器破損の危険があるため行わないでください。室内設定の確認に留め、調整は専門作業として依頼を。
集合住宅で自室だけ映りません。
共用設備か専有配線かで対応が変わります。管理会社・オーナーへ状況と部屋番号、映らないチャンネルを伝えて相談してください。専有部の機器や配線不良の可能性もあるため、室内側の比較確認も有効です。
どれくらいの日時で来てもらえますか?
スケジュールにより異なります。対応日時は要確認となりますので、まずは症状と希望日をお知らせください。
局が選べないのか、選べるが映らないのかを分ける
- 現在の状態を残す:地デジ・BS・CSの種別、局名、テレビかレコーダーか、画面の表示全文、発生日時を控えます。リモコンの数字だけで局を特定せず、画面に出る放送局名も記録します。
- 登録一覧を確認:その機種の説明書でチャンネル一覧を開き、目的の局が登録されているかを確認します。「一覧にない」と「一覧から選べるが映らない」は別の状態として相談します。未登録だけでアンテナ故障と断定しません。
- 直前の変更を確認:転居、新しいテレビの設置、地域設定変更、初期化の後なら、その内容を伝えます。広島市で使う受信機の県域設定と実際の住所が合っているか確認します。地名だけで受信する送信所・方角は決めません。
- 必要な機種別操作だけ実行:ソニーの対象Android TV/Google TVの説明では、初期スキャンは既存のチャンネル設定を消して設定し直し、再スキャンは登録を保ちながら追加・更新します。全メーカー共通ではないため、元の登録を記録してから機種別説明書を確認してください。放送局側のお知らせや契約事業者の障害案内も先に確認し、受信不良のまま初期化を繰り返しません。
- 結果を局単位で確認:操作した場合は、目的の局が登録されたか、選局できるか、映像・音声が出るかを別々に確認します。改善しない局名と、改善した局名の両方を相談先へ伝えます。BS/CSは機種によってプリセット登録など別の手順です。アンテナ給電の「入」や共用設備の設定を自己判断で変更しません。
CATV・光テレビでは契約内容と受信方式も確認します。セットトップボックスを勝手に外して直結せず、契約事業者へ問い合わせてください。集合住宅で同じ局に問題がある場合は、管理会社へ発生範囲を伝え、共用設備の点検手配を確認します。
広島市で点検前に確認する案内
広島市は700MHz帯の携帯電話等の利用に伴う地デジの受信障害について、専用窓口を案内しています。広島市公式のテレビ電波障害案内で対象条件を確認し、区・町名、発生日時、放送局、同じ建物での発生範囲を伝えます。この電波による影響と確認された場合の対策は無償ですが、通常のアンテナ修理全般が無料になる意味ではありません。地デジの一部局の不調だけで700MHzの影響と断定せず、BS/CSの不調とも区別します。
訪問相談の入口は広島市のアンテナ工事案内です。数値の読み方は受信レベルの確認ガイド、受信不能表示の基本はE202の安全確認ガイドを参照してください。見積りでは、登録設定の確認だけか、局別測定・配線点検も含むか、改善確認をどの局で行うかを明記してもらいます。
確認した一次資料
- ソニー:対象Android TV/Google TVのチャンネル再設定(機種でメニューが異なります)。
- ソニー:対象機種の地上波・BS・CSの設定の違い。
- ソニー:異常時・雷の安全上の注意。
メーカー資料・広島市案内の確認日:2026年10月17日。
相談・問い合わせ
相談時は、市区町村・建物の種類・症状(映らないチャンネル名やエラー表示)・希望日をお知らせください。



